診療内容一般歯科

できるだけ削らず、抜かない治療で
口腔内の管理を行い、一人ひとりに合った治療を実践します。

一般歯科について

できる限り削らず、抜かず、歯を残すむし歯・歯周病治療

できるだけ長く自分の歯を使い続けるためには、毎日のケアはもちろん、疾患が見つかった際にも歯を残す治療をすること。歯は削ってしまうと元には戻らないため、当院では歯の定期検診での早期発見、早期治療を推奨し、できる限り歯を削らず、抜かない治療を実践しています。

歯の構造を診る

歯の二大疾患の原因を見極め、
根本から治す

口腔内の二大疾患であり、歯を失う要因として最も多いのがむし歯と歯周病。当院では、長期的に歯を残すために疾患の原因が歯のどこに潜んでいるのかを見極め、治療を行っています。構造を理解し、細部まで丁寧に治療することで抜歯や再発のリスクを低減しています。

むし歯の進行ステージと症状

口の中にいる細菌が食べ物や飲み物の糖分を餌にして作り出した酸によって、歯が溶けて穴があくのがむし歯です。糖質が原因で細菌が繁殖し、口腔内のバランスが崩れるとむし歯が進行していきます。

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歯周病の進行ステージと症状

歯垢や歯石に存在する細菌によって炎症を起こすのが歯周病です。炎症により、歯茎(歯肉)や歯を支える骨などが溶けてしまう病気です。歯茎や骨がもろくなると最終的に歯が抜け落ちてしまうこともあります。

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治療方法

歯を残すための治療を実践

むし歯・歯周病の治療は、歯の修復と再発を繰り返し行うため、最終的には歯を抜くことになります。歯をできる限り残すためには、早期発見、早期治療が重要です。進行度と合わせて、修復と再発のサイクルを考えて、適切な治療を実践します。

むし歯治療

再発に備えたアプローチで歯の寿命を変える

一度治療したむし歯は、健康な歯に比べ、再びむし歯になるリスクが高く、治療と再発を繰り返すと最終的に抜歯をすることもあります。再発に備え、進行段階に合わせた適切な治療を行うことが歯を長く残すことにつながります。
- 歯を最小限に削るむし歯除去
  
  疾患部を削る必要がある段階では、痛みの少ないレーザーを使用する事でむし歯部分だけを除去でき、健全な部分をできるだけ残すことができます。
- 歯の形を整える修復治療
  
  歯を削った疾患部分をインレー(詰め物)やクラウン(被せ)によって修復します。再発リスクを考えて材質を選び、歯と結合させていきます。
- 歯の内部から治す根管治療
  
  歯の根まで細菌が感染している場合は、歯の神経を除去し、神経が入っていた根管の洗浄や除菌を行う事で歯を残すことが可能になります。
- 咬み合わせを揃える咬合適合
  
  咬み合わせを整え、正しい口腔環境をつくることは、むし歯のリスクを低減させることに繋がります。咬合適合により口腔内のバランスを整えます。
歯周病治療

歯周病治療プログラムで口腔環境を改善する

歯周病の原因である歯垢を取り除かなければ歯周病の進行を止めることはできません。当院では、歯科医院で行う専門的なプロケアと患者様ご自身で行なっていただくセルフケアをセットにしたプログラムで歯周病の原因を取り除く治療を行っています。

歯周病治療プログラム

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重度の歯周病でも可能な限り歯を残す歯周外科治療

基本治療で除去できない深さにたまった歯垢により歯周組織が破壊されてしまった場合でも、保存可能と判断された場合には、抜歯はせずに失われた歯周組織を再生する治療法により、歯を残す可能性が高まります。

歯周組織再生療法

失われた組織を回復するために、タンパク質である成長因子の再生材料を注入し、セメント質や歯槽骨などを再生させる治療方法。